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ようこそ『バニーガールが語ります!』ブログへ!
大歓迎だよ!
ここがバニーガールバーだとしたら、こんなふうに、ごあいさつするよ!
やってみるよ~~~!

両手をそっと股間のあたりでクロスさせてー。
背筋をピーンってのばす。肩甲骨をきゅっとよせる。体がちょいそってくる。するとね、ほら、肩幅がしゅっと小さくなる。
胸もキュンとふくらんでー。そっからスススッと静か~に視線をふせる。
で、ゆっくり、ゆ~~~っくりお辞儀。いち……に……と数えてから上体をフワっと起こす!

「わたしはめぐみおと申します。
どうぞこれからよろしくお願いいたします」

にこっ!

ハイ!決まったああああ!!カンペキじゃん!
バニーガールとしてパーフェクト!

お客様をお迎えしてのあいさつにしても、いろ~~~~~~~んな細かい作法やコツがある!
この世界、奥が深い深い。
そんなバニーガールのお仕事ブログを書いたら絶対おもしろい!って、ある日、胡蝶蘭をみてたらズダーン!と閃いちゃいまして。
カミナリ墜ちた───!ってかんじだったの!マジで!
んで、このブログを開設してみました!

まずは自己紹介!
どうしてボクはバニーガールになったのか、ってお話しです。

それにはまずボクの母について語ろうかなと。
バニーガールをしている娘の母親って、どんな人か興味なくない?

ウサギとの愛に墜ちた母

兎の父

母はね、大学生だったころに軽井沢のリゾートホテルで住み込みのバイトをしてたんだって。
庭にリスやキツネが現れるような自然豊かな場所だったそうで──

そこで、運命の出会いがあったらしい。
野ウサギと。
かっこいい野ウサギだったそうで。

母は一目惚れしてしまいまして、ふたりは恋に落ちました。
母はウサギと愛し合って、ボクたち姉妹を生んだのでした。
つまり!バニーガールのボクの父はウサギなのでした!

………ファンタジー!

って、んなわけなぁぁぁぁぁぁい‼‼
バニーガールだからって父親が兎なんてあるわけねー。

はい!たぶん心の中でつっこんでくれたと思う!
ここ完全にフィクション!フェイクです!童話か!ってくらいに。

これ、ふざけてないよ!ふざけてないの!説明する!説明するから!
この斜め上盛り盛りには意味があるの!

このブログを読み進めてもらう上で、とーーっても大事な約束ごとを説明したいんです。
すごーく大事なことだから、ちょっとだけ聞いてもらえるとうれしいな

当ブログは、バニーガールの実態をかなーり細かーく深ーく書いていくつもりです。
けども。それガチでありのまま書いちゃうと……いろいろマズいのだっ!

守秘義務違反!
プライバシーの侵害!
身バレ!特定!炎上!
やばばばばば!

そのリスクを避けるためにですね、このブログにはフェイク(創作)がたっぷり混じってます。
「パパはウサギなんですわー」としれっと書いちゃうくらいに、です。
当ブログはこのくらい堂々とフェイクが入ってます。
なので最初にぶっ飛んだやりすぎフェイクをぶっこんでみました。

つまり当ブログはボクの実体験を基にしつつもフィクションです。
あくまでもエンタメです。
そうご理解の上でお楽しみいただければと思います。
その点よろしくお願いいたします。

このブログはフェイク(=フィクション)をたっぷり入れて書いています。
バニーガールのエッセイブログではなく、バニーガールを主人公にした小説(=創作)ブログです。
ってことは、このプロフィールはバニーガール小説の主人公めぐみおのキャラクター設定だといえるでしょう。
ブログの作者つまり管理人についてはこちら『管理人告白』

では続けます。よろしいでしょうか
よろしいといいな

でー、母なんですが父と籍を入れませんでした。
父には本当の家庭がありましたからね。ウサギ同士の。

自分の母親なんだけど、母の全てを知っている人っていないと思う。
親だけど理解できないってありますよね?
どーして籍を入れない人生を選んだのかな。ボクにもわからない。不思議。
でもそういう選択を母がしなかったら、ボクはこの世に生まれていないわけで……うーん、不思議ぃ!

未婚を選ぶ

結婚もしないで子どもをつくるなんて!と祖父母は大激怒!
関係が壊れました。
母は実家の足立を出て神奈川に移り、ひとりで娘(ボクの姉)を育てる決心をしました。
それから4年たってボクが生まれました。

父は年に数回、ボクたちのアパートを訪れました。
ボクたち姉妹にとっては、ときどき食事に連れてってくれる優しいおじさんって感じ。

姉もボクも父には敬語で話してましたね

って子供のことボクは気がつかなかったんだけど。これが普通だと思ってたから。
父は一緒におもちゃで遊んで、散らかしたまま帰っちゃう人だ。
おかたづけ?
それは母の役目。母はおもちゃなんだし。
自分でおもちゃ箱に入る都合のいいおもちゃだ。

女ボスになる

“ぶたっきょ”とは豚の巨人である。
ひっどいアダ名だと思う。
小学生のころのボクは、男子どもからそうからかわれていた。

ボクは背が高い子でした。
同級生の女子と比べても頭ひとつ高かった。
しかもちょいふっくら。
むっちりぽっちゃりした体形でした。
目立ちました。

それでついたアダ名が「ぶたっきょ」

────と、ここまで読んでもらって「ん?」って感じたかもしれない。
自分のこと『ボク』と言ってるじゃん、と。
バニーガールするくらい女なのに!と。
リアルではちゃんとボクは自分を『わたし』って言ってますけどね。
けど心のなかでは自分は『ボク』なのです。
現実ではちょっと恥ずかしくて使えない『ボク』でこのブログは進めていきます!

ではでは続けるのです!

「ぶたっきょ」なボクは男子に負けなかったよー。
強かったよー、当時のボクは。
だって身長体格が男子に負けてない。反撃したした。
女子からはとっても頼られたし。

クラスの女ボスでした。武闘派女子!
学級委員にも選ばれたし、先生からの受けもよかった。
ボクはクラスをまとめる「いい子」であり、クラスのカースト上位でした。

小学生時代

それに遊ぶのは男の子たちとのほうが多かったんだよね。
校庭でサッカーとかいつもやったやった。

気持ち的には自分はオトコでした。
ガチで自分は男だと認識してた。
心の問題──ではなく肉体的にも。
すーなーわーちー!
あの部分は女の形をしているけど今だけ。
遅いだけ。
そう、遅いだけ!
生まれたときから男の子はおかーさんのおなかのなかで生えたけど、ボクは遅いだけなんだ。
大きくなったら今は無いけど!だけども!生えてくる!
生えてくるんだろーなーとガチで!マジで!本気で!固く!思ってました。

こどもだったからね……。

だからボクって言ってるわけです。
ボク、オトコだからね。

ぼっちに転生する

そんなクラスの中心人物でボクが、なぜかだんだんと孤立するようになってきました。

なんか変だって思ったのは、男子が、ボクと、距離を置くようになってきたこと。
な、なんで?
誘われない。遊んでくれない。なんか壁を感じる。
「ぶたっきょ」っていうからかいが、本気の嫌悪の感情で言わてる感がする。

やがて女子からも

あれ、なんか嫌われてる?
なんで女子からも嫌われるのよ????
仲良しの友達グループからも浮き始めました。
いつも一緒に帰っていたのに誘われなくなる。

なんでなんでなんで?

女ボスのつもりだからボクは正論をいう子でした。先生から見て「いい子」だったし。
それがやりすぎって感じられるようになった?
上からだった?それがうざかった?言い過ぎちゃってた?

わかんないわかんないわかんない!

小学高学年になって途端に変わりました。
男女の性差を意識する年齢になったから?
思春期?
それなのにボクは子供のままだった?で浮いた?

生えてこないし女の子も始まるし。
ボクは自分をボクというのをやめるようになりました。

中学生になって詰む

私生活ではそのころ大きな変化が訪れました。
引っ越し。
私が小学校を卒業するのに合わせて、母と私たち姉妹は足立の実家に戻った。


母と父の関係が終わったから。

さよならウサギ

私たち姉妹には今も大切な父ですが

孫のふたりも大きくなったし母は清算したして、もういいだろうと祖父母は考えたのでしょう。母と祖父母は和解しました。
私は母の役に立てたと思った。姉がそう言ったし。いるだけで母の助けになったんだって。

もっともお正月とお盆は日帰りでしたけどじーちゃんばーちゃんちに行ってました。
着いたらボクたち姉妹を預けて、母はひとりで買い物かなんかにすぐ行っちゃう。
夕方迎えにきてさっさと帰るって感じ。完全に断絶じゃあなかったっぽい。

神奈川から引っ越したので中学は祖父母の住む足立の学校。
この中学生時代は私が弱くなったときでもありました。
男子の力に女子はかなわなくなります。
背が高かろうと、ぽっちゃりで体が大きくったって、男子にはまったく通じない。

中学生時代

仲良しの友達が一人もできない。背が高くて小太りなぼっち。
女ボスはもういない。

高校生になってピエロになる

もうひとりぼっちはいやだ。
友達が欲しい。
くだらない話におなかかかえて笑い合えるような、悲しいことがあったら打ち明けられるような親友が欲しい。

高校生になったら友達をつくろう!
そう心に固く刻んで進学しました。

でも無理だった。高校入学式の日でもう悟った。
だってね言葉が出ないの。
人とどうやって話すのか忘れちゃった。

無理だ。
もーどうでもいいや。

んで水泳部に入りました。
痩せそうだったから。

プール

背が高いのはどうしようもない。けどぽっちゃりは痩せれば治る。
でも私にだって想像はできました。
笑いものになるだろうって。
ぽっちゃり体形で競泳水着……無様です。

他人の目なんか気にしても意味ない。どーせ友達いないんだし。

われながらなかなか病んでます。

しかし!でも!だけども!だが!

なんか……先輩にすっごい可愛がられた!!
あっれええええええええ?

「水泳部の一年に面白いヤツがいる」

私は話題の人になりました。
水泳部以外の上級生からも、こっちはだれだかわかんないのに。なのに可愛がられた。

クラスメートもすっごい好意的。
忘れもしない。高校でもクラスでスルーされていた私が水泳部に入ったって発覚したとき。
クラスの雰囲気が変わった。
なんかね、みんな、優しいの!
女子が私にニコニコ話しかけてくれる。

嬉しいぃぃぃぃぃぃ!

でもね、失笑してた人もいたよ。あざ笑っている子もいたいた。
それには気づかないふりをした。
バカなふりした。傷ついていないふりした。
ふりを通すと本気になっちゃうから不思議!

ぽっちゃりしていたころ

でね、友達ができた!私に友達が!たくさん!

ああ!あぁ!ああー!
高校生活は楽しかったあああああ!

友達ができた!私に友達が!

さらに親友もできるなんて!

休み時間が楽しい。楽しいよ!お昼をいっしょに食べるともだちがいる幸せ!

痩せた痩せた痩せ

水泳部に入部した効果は絶大でした!!!!!!!!!!!!!!

一年も立たないうちに痩せる痩せる。
水泳は過酷な運動です。
カロリー使います。
泳ぐとご飯がモリモリ食べられます。

だけど食べない。

このころ空腹時には、めまいでクラクラしてました 

二年生の夏ごろには目標にしていた理想の体形になってました。
ウエストもぎゅぎゅっと引きしまりました。

「おまえ、別人!」と、からかわれるのが快感だった!

がんばった私!   

水泳部

やったダイエット
・痩せる!と言いふらし自分を追い込む。(最重要)
・甘いものは一切食べない。
・友達とお菓子交換タイムに困るが耐える。
・コンビニのお菓子コーナーやアイス売り場に近寄らない。
・ジュースもスポーツドリンクも飲まない。麦茶一択。
・ど~~~しても食べたくなったら和菓子一択。ご褒美は月一回まで厳守。
・炭水化物減らす。夕飯はご飯のかわりに豆腐。
・肉はイワシやサバの水煮缶詰で。美容も兼ねて魚一択。
・料理はいつも薄味。塩が利いてると美味しいけど体内に水分を貯める。
・着たいビキニを買って水着ハンガーで部屋に吊るす。
・部活以外にも運動。テレビや動画見るながらルームランナー。 
・スキマ時間に踵上げ。

なお選手としてはまったくのザコでした。

体形がほっそりすると着れる服のバリエーションが広がります。
おしゃれの楽しさにやっと!高校生3年生あたりでやっと!目覚めました。
反動で体にぴっちりした服を好むようになったりして。
こんなコスプレできるくらい激痩せしました。
服って面白いね!

シンジくんのコスプレ

ファッションデザイナーになりたい!

将来はファッションデザイナーになろう!と夢みるようになりました。

高校進学後、服飾の専門学校に進みました。
けどうちは裕福な家庭ではありません。

夜間部にしました。
昼間はアルバイトをしました。スーパーやコンビニで働きました。

服飾系の学校では布生地代がかかります。
バイトをしないと課題の製作費がまかなえない。
バイトをすると課題の制作時間が確保できない。
ズルズルと学業は破綻していきました。

マネキン

頑張っていましたがやがて気がついた。
ファッションデザインのセンスないかもって。
授業に落ちこぼれていくようになりました。

就職に失敗しました。

希望のところにはどこも入れませんでした。
けど夢を諦めきれずに就職活動を続ける間、派遣会社に登録し働きました。

卒業したときにできなかったのなら
もうムリゲーなんですけどね
なのにここでも夢みちゃった

夢やぶれて派遣で働く

一時しのぎのつもりだったのになぁ。

ベルトコンベアーで流れてくる部品を組み立てる工場のラインの仕事をしたり、出荷センターで仕事しました。
ファッション界に進むと夢があったのに、なにしてるんだろ。
帰り道に一人でよく泣いていました。
実家は大きな川の傍にありました。
駅からの帰り道わざと遠回りして土手でブワ────と号泣してました。

派遣時代

エジプト人の付き人をする

「コンサートのスタッフのバイトしない?」
派遣でできた友達に誘われました。
一日だけのバイト。でも日給がよかった!派遣で一日働いて得る給料の1.5倍!

内容は出演者の付き人。

付き人?……なんか、おもしろそうじゃん!

コンサート

出演者といっても芸能人ではなくて。
世界中から歌自慢の子供たちを招き、お国の動揺を謳ってもらうコンサートでした。
国の偉いところが主催する国際親善なんちゃららしい。

その子供たちと親御さんたちの付き人という変わった仕事でした。
「まもなくリハーサルです」「トイレはこっちです」などお世話をしたり、待ち時間に一緒に遊ぶのが職務でした。

そんな仕事ってあるんだ 

私はエジプト人の男の子とそのご家族の担当の一人になりました。

エジプト語なんて喋れないぞ・・・

エジプト

でもどうにかなった
ほぼジャスチャーでいけた。

楽しかったぁぁぁ!
遊び相手しているだけだもん、ほぼ。給料もらうのが申し訳ない!

このコンサートは実際のとは変えてあります
「世界の子供が童謡を歌うコンサート」などで検索してもヒットはしません

あるコンサートでエジプト人親子の付き人をしたのは本当で~す

この会社のバイトは面白くてその後もときどき働かせてもらいました。
和楽器コンサートやクラシック音楽コンサートのスタッフなどをしました。楽しかった~。

そんなある日、そのコンサート運営の会社フライングローズから連絡がありました。

「うちに入社しませんか」

フライングローズは仮名ですので検索してもこれまたヒットしません

薔薇

恥ずかしい服、着れますか?

服飾の世界に行きたかった。でも無理。そっちに進める見込みなんてゼロ。
なぁんにも取り柄がない自分なのに、正社員で雇ってくれるんだったら……。
母にも爺ちゃん婆ちゃんにも心配かけられないし。
だれにも拾われない捨て猫が拾われたって感じがした。

これはありがたい話だな……。うん、素敵な話じゃないか。

でもこの就職話には、ひとつだけ、ひとっつだけ、どーしても気になる妙な点が。
「仕事で特殊なコスチュームを着たりするんだけど着れるかな?」
と社長が訊くのです。

「うちはねーバニーガールの仕事もやってるんだよねー」とにっこにこの社長。

バニーガール?

はぁ?

なんで?
そんなコンサートスタッフの仕事ってある??????????

あるのか……な。

んんんんんんんん…………。

んところがくいこんだハイカットのボディスーツに網タイツ?で、ウサギ耳にシッポのあれか……。

バニーできますか

あれ、着る?着れる?


着れそうな気もする……。コスプレ好きだし。
けど……。んんんんんー。
着れないって言ったらこの就職話は無くなる……と思う。
んんんんんー。
んん-。

ファッションデザイナーになりたかったのに……。
いやこれは……
ファッションモデルになったのと同じではないのかッ!と!
バニーガール服しか着ないファッションモデルだけど。

ま、いいか!

私、引き受けました。

それにそもそもの話として、私を採用しようと考えた理由がー
勧誘理由は170cmオーバーの女だから、だそうで!

バニーガールって高身長の女性でないと、つとまらないんだって。
最低でも165㎝以上は必要って基準があるんだとか。

コンプレックスだった背の高さが役に立つなんて……

性自認はどっちなの!?

バニーガール、引き受けた理由、じつは……もうひとつあるんだ。
………うん、言ってしまおう。
ここまで来たら言わなきゃ正直じゃないなー。

本当は男に生まれる筈だったのに、なんで女なんだろう?

子供のころそんな妄想を持ってたって書いてきた。
本気でそう信じてた。
信じて“た”って過去形で書いたけど、その気持ちは……じつはなくなってないんだな。

この想いをず~~~~~~っと!ずっと!ずぅぅぅぅっと!胸にしまって生きている。
胸の底の、底の底のそのまた奥に。
……今でもね。
ふと「ほんとは男だったのになぁ」ってスッと胸によぎちゃう瞬間がよくあるんだよね……。

綺麗なバニーガールのいる職場って聞いてさ、大丈夫なのかなって思った。自分が。
それは水泳部に入部したときにも感じたけれど。
自分が入っていいのかなーって。
同時に憧れっていうか、ときめく気持ちも沸くし。
きれいな先輩の競泳水着姿はかっこよかったよ。胸が痛くなるほど。
そして今はバニーガールか……。

めっちゃくちゃ不純な動機で自己嫌悪した

けーれーどーもー!

意外にそういう気持ちを抱いているバニーは……あはは、そこそこいるものでした。安心した!

かわいくてきれいな女の子が好きって女子は普通にいたりするのだった

リアルではね~~、こういう気持ちとか、誰にも話せないの!
マジで!誰にも言えない!友だちにも家族にもムリッ!

だけどブログなら!
こうやってぶちまけちゃってもいいかなぁ~って。
言えないことが言えるリアルとは別空間‼ってかんじする! 

バニーガールはじめました

こうして私はイベント会社に就職しました!
イベントにあわせていろ~んなコスチュームを着ます。
北海道フェアだったら、アイヌの民族衣装!
ハワイ物産展なら、アロハシャツ!
んで、そのうちのひとつがバニースーツ。
バニーガールをするときもまれにある、って話だったのが───

違っっったッ!

だまされたw

“まれ”にではなく、“いつも”
私はバニーガール姿で働くことになりました!

いつもってのは言い過ぎだけど、そこそこかなりです

バニーガールバーでバニーしてます。

バ、バ、バ、バニーガールバー!私が!
イベント会社に就職してなぜバーで?と思うでしょう。
私も思うよ!

ノン・デ・ルワ

フライングローズはイベントコンパニオンの派遣業務をしている会社でもあったんですね。
イベントやパーティーにコンパニオンを送る。
そのなかにはバーからの依頼もある。
とくにバニーガールバー。
バニーは高身長女性でないと。で、背の高い女は少ない。
背丈がバニーにぴったりの女が入社した。
ならバニーガールをいつもさせればいいわなってなった。なっていた!

それで私はバニーガールをよくする境遇となりまして。
とくによく行かされるのがオーセンティックバー『ノン・デ・ルワ』

こうして私はバニーガールになりました。

夢見てたのは服をつくる側だった。
けれど、つくられた服の中、しかもバニースールに詰め込まれて、ニッコリ笑う側になっていた!
こーれーはー、なんて皮肉!

けど嫌いじゃあない!


こうして私はバニーガールになりました。
なかなか貴重な体験だと感じるのよね。
驚いたり感動したり叱られたり学んだりめちゃめちゃするのね。
捨て猫が拾われたウチは、けっこういいとこだった! いやめっちゃ合ってる!いいぞ、ここ!大好き!
ネコからウサギですけど。

それを伝えたい!それ語ったら面白いんじゃない?って閃きまして。
で、このブログを始めてみました。

するとここはあんまりWEBに無いようなブログになるんじゃないかなって。

バニーガールをやってますから、ほかのバニーガールさんのSNSをチェックしてます。
Xとかインスタとかブログとか。
すると「あれ?」と。
バニーガールの仕事について舞台裏まで細かく書くバニーさんはあんまりいないようだぞ、と。
バニー姿の自撮りをアップしている人はいる。多い。
いついつ出勤してます、来てください、と告知を書く方は多い。
けど──

始めてバニーガールスーツ着たときどう感じたか、とか。
人前に出たときどうだったか、とか。怖かったよね?自信あった?
トイレする時しっぽどうする?
網タイツで膝が黒くなるよね?
Vラインはやっぱ脱毛するよね?
街を歩くと{あ!この子、バニーガールできるな!」と勝手に査定してるよね?

とかとかなどなど私は思うんだけど、こういうのを書いてるバニーさんがSNSにいない気がする。

私がヒットできないだけで、あるのかもしれないです

でー。
そうゆうのを感じるのは、私がおかしいから?かもしんない。
なにしろ「実は自分はオトコに生まれるはずだったんですよー」と冗談抜きで思い込んでいる痛いヤツですから。

バニーガールをするちゃんとした(ちゃんとした?)女性と感性が違うからなのかもなー。

するとその視点は貴重かもしれない。
バニーガールのお仕事のあれこれ語っていこうと考えています。

読んでみて面白いって喜んでもらえるようなブログにしたい。

ぜひ当ブログの舞台となっておりますバニーガールバー『ノン・デ・ルワ』にお越しください。

バニーガールはじめました

ノン・デ・ルワは実在しない架空の店です。
このブログ上だけに存在する幻のバーです。
つまりこのブログがノン・デ・ルワです。

当ブログでは一人称は「ボク」で進めていこうと思う。
それが本当のボクだし。

バニーガールのボク、めぐみおが当ブログにて貴方様をおもてなしいたします。
「バニーガールが語ります!」をご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

おへそのずーっと下あたりで両手を重ねる。そっと指先を合わせる。
それからゆっくり一礼。
もったいぶるように体をそっと起こしてから──首を軽くかしげて──ふわりと…ほほ笑む。
にこ。
どう?ちゃんと見てくれたかな?

って感じで、はい!決まった──────!

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